私大職員の海外ETF購入事情

私はNISA口座では海外ETFを購入しています。

私が購入している(していた)のは

・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)
・iシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF)
・VG FTSEAsia HD(03085)

の3点です。順に紹介していきます。

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バンガード 米国高配当株式ETF(VYM)

皆さんご存知のVYMです。

マイクロソフト、エクソンモービル、ジョンソン・エンド・ジョンソンなどの米国の高配当株で構成されています。

特徴は

・分配金利回りが高い⇒2.92%
・経費が非常に低い⇒0.08%

があげられます。

3年間のチャートをNYダウと比較してみます。

赤線がNYダウで青線がVYMです。

概ねNYダウと同じような値動きをしますが、最近はNYダウがずいぶん上回っているようです。

いずれにしても、長期的に見れば右肩上がりを続けていますので、インカムゲインもキャピタルゲインも狙えるETFではないでしょうか。

年初に全部売却(といっても50株)したので、またコツコツ買い増していきます。

iシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF)

こちらも皆さんご存知のPFFです。

議決権がない代わりに優先的に配当を受け取れる優先株で構成されたETFです。

特徴は

・分配金利回りが非常に高い⇒5.65%
・価格が非常に安定している

ことでしょうか。

ちなみに経費は0.47%ですので、そこそこ高いです。

3年間のチャートをNYダウと比較してみます。

赤線がNYダウで青線がPFFです。NYダウは3年前と比較して25%以上増加しているのに、PFFは3年前と比較して微減していますね。

配当が非常に高い代わりにキャピタルゲインは期待できないようです。

PFFは今年から購入を始めました。今100株保有しています。

VG FTSEAsia HD(03085)

バンガードFTSEアジア(除く日本)高配当株式ETFです。

中国や台湾、香港、シンガポールなどを高配当株を中心に組成されています。

特徴は

・分配金利回りが高い⇒2.91%
・まだ純資産総額が低い⇒246.01百万香港ドル(約34億8067万円)

があげられます。

経費は0.35%です。

参考までに上記2つのETFと純資産総額を比較してみましょう

・VYM⇒18,065.9百万米ドル(約1兆9932億円)
・PFF⇒17,959.6百万米ドル(約1兆9814億円)
・VG FTSEAsia HD⇒246.01百万香港ドル(約34億8067万円)

と、このように600倍近い差があります。

まぁ、VG FTSEAsia HDは設定が2014年6月で比較的新しい(VYM:2006年、PFF:2007年)ことから私はあまり気にしていません。

ちなみにこのETFも年初に全部(1300株)売却しました。

米国ETFと異なり、情報がほとんど入ってこないことや、身近に感じられないことから、現段階では今年の購入予定はありません。

アジア圏のETFには興味あるんですけどね。もう少し投資総額が大きくなって来たら、購入を検討します。

まとめ

まだ私は海外ETFの購入について、方針が定まっていません。

昨年から始めた事ですので、今年もNISA口座の範囲で適当に売買をして慣れることに専念したいと思います。

インデックス投信も大分経費が安くなっているので、ETFの優位性が失われつつあるように感じています。

経費の差が縮まっていることからETFの優位性は指値で売買できることにつきる、といった感じでしょうか。

現段階では、メインは投信で積み立て、補助としてETFで売買を行うようなイメージを持っています。

例えば、ETFは週末の金額-5%で指値を入れておく、とかですかね。

この場合、値動きがほとんどないPFFは購入する機会があまりなさそうです。

まぁ、この1年売買をしてみて、投資の方針を決めていきます。

以上、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。