こんばんは、私大職員おにへいです。
私がソーシャルレンディングで唯一出資しているのがSBIソーシャルレンディングです。
現在8件のファンドに計170万円投資(内約17万円は早期償還済)していますが、その中の不動産バイヤーズローン22号については、借り手からの利息の支払いがなされておらず、分配金が支払われておりません。絶賛債権回収中です。
ソーシャルレンディングは高利回りの分こうしたリスクが当然あります。
十分理解して投資をしたつもりですが、多少はショックです。
Contents
ファンドの詳細情報
現在分配不能・債権回収中の不動産バイヤーズローン22号の詳細情報です。
募集金額:320,000,000円
ファンドの運用期間:12か月
利回り:6.5%(毎月分配)
私は200,000円投資しました。
債権の回収状況
以下に簡単にまとめてみました。
出資総額は320,000,000円です。
そのうち正常債権が23,000,000円で延滞中の債権が297,000,000円です。
延滞(≒不良?)債権率は297,000,000/320,000,000=92.8%です。
今回延滞債権297,000,000円のうち27,000,000円(9.1%)について、債権譲渡が行われました。
27,000,000円の債権を22,651,000円で売却できたようです。
損失額は27,000,000-22,651,000=4,349,000円(Δ16.1%)
大体元本の84%で売却できたんですね。
損失の見込み
2018年11月の段階で延滞債権総額のうち、9.1%の債権について債権譲渡を行い約84%分を回収しています。
残った債権は270,000,000円ですが、こちらも同等の回収率と仮定すると損失額は
270,000,000×16.1%=43,470,000円となります。
今回の損失額4,349,000と合計して
43,470,000+4,349,000=47,819,000円がファンド全体の想定損失額になります。
出資総額320,000,000円に対して私の出資額は200,000円ですので、想定される損失額は
47,819,000×(200,000/320,000,000)=29,887円
約3万円が本ファンドによる想定損失となります。
実際には正常債権分23,000,000円から毎月数十円の分配金が出ていますが、無視できるレベルでしょうか。
残っている延滞債権の回収率は当然異なるでしょうし、実際どれだけの損失となるかは不明ですが、大怪我はしないで済みそうです。
ソーシャルレンディングのリスクを実感できて、いい勉強代にはなりました。
※200,000円の出資に対して想定損失は29,887円となり、比率としてはΔ14.94%です。
延滞債権の元本毀損割合は16.1%ですが、ファンド全体の9.1%は正常債権であることから想定損失割合はその分若干改善されています。