【太陽光発電】経営力向上計画が認定されました【記入例・書き方】

Contents

⑥経営力向上の内容

あとちょっとです。頑張りましょう。

(1)現に有する経営資源を利用する取組  有
※保有している空き地に太陽光おいているし、有かな・・・と

(2)他の事業者から取得又は提供された経営資源を利用する取組  無
※よくわからんけど無かな・・・と

(3)具体的な実施事項

■ア
・事業分野別指針の該当箇所 その他
・事業承継等の種類 空欄
・実施事項
高効率な太陽光発電設備を導入することで従来の設備を導入する場合と比較し、年間1%以上の売電量増大を図れる。新たに太陽光発電事業を行うことから新事業活動に該当する。
・新事業活動への該否  ○

■イ
・事業分野別指針の該当箇所 経営能率の向上のための情報システムの構築
・事業承継等の種類 空欄
・実施事項
遠隔監視システムを導入し、発電量を常時監視することでパネルやパワーコンディショナーの故障等による発電停止や発電量低下などの不具合を早期に発見し、迅速に対応することで売り上げ低下リスクを低減する。
・新事業活動への該否  空欄

■ウ
・事業分野別指針の該当箇所 事業活動に有用な知識又は技能を有する人材の育成
・事業承継等の種類 空欄
・実施事項
保有する電気関連の専門資格(第二種電気工事士)を活用し、太陽光発電設備の日常点検や保守業務を自ら行うとともに適切な時期に専門業者へ精密点検を委託することで、維持費の低減を図るとともに故障リスクの低減を図る。
また、点検や保守業務に関する講習などにも積極的に参加し、今後も技術の向上を図る。
・新事業活動への該否  空欄

こんな感じです。ア、イは④現状認識と対応させています。ウについては太陽光のために第二種電気工事士を取得したので、この際書いてみました。個人事業主なのに人材の育成もなにもねーだろ、と初めは思いましたが、書き方次第ですね。

よくわかりませんがウの記載は結構大事だと思います。

そもそも経営力向上とは何を指すのか考えることが重要です。

中小企業等の経営強化に関する基本方針 を確認すると

「経営力向上」とは経営資源(設備、技術、個人の有する知識及び技能その他の事業活動に活用される資源をいう)を事業活動において十分効果的に利用(新たに経営資源を導入することを含む。)することを指す。

と書いてあるんです。

高効率な太陽光を入れました。はい、経営力の向上です。

とか言っても少し弱いです。特別な設備をいれているわけではないのにどこが経営力の向上なの?馬鹿?とか突っ込まれるかもしれません。

経営資源とは設備・技術・知識・技能とありますので、保有する資格を根拠に、自らの技術・知識を活用するとともに、今後もさらなる向上を目指す姿勢を示すことが重要と考えます。

長くなってしまいそうなので、記入例に戻ります。

⑦経営力向上を実施するために必要な資金の額及びその調達方法

1.実施事項  ア
2.使途・用途  太陽光発電設備導入費用
3.資金調達方法  自己資金
4.金額  ○○千円

⑧経営力向上設備等の種類

1.実施事項  ア
2.取得年月  H30.12
3.利用を想定している支援措置  固定資産税特例
4.設備等の名称/型式  太陽光発電設備/パネル型式・パワコン型式
5.所在地  ○○県○○市(太陽光発電設備の所在地を記入)
6.設備等の種類  機械装置
7.単価  ○○千円(⑦4.金額と同じ金額)
8.数量  1
9.金額  ○○千円(7.単価と同じ金額)
10.証明書等の文書番号等  日本電機工業会 パネルの番号/パワコンの番号

小計部分も記入!それ以降は全て空欄でOK!

以上!

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まとめ

そんな難しいことはありません。提出してから1か月ぐらいで認定書が届きました。その間経済産業局から問い合わせなどは一切ありませんでした。

なんか自分で申請書見返してみて思ったけど、実に大学職員らしい文章じゃないですか?

長ったらしくて、わかりにくい。

念のため言っておきますが、私のブログを見て申請を出した結果、認定されなくても私は一切責任を取りません!自己責任です!

検討を祈ります。

個人事業主になるにあたって届け出した書類
(1)個人事業の開業・廃業等届出書【記入例はコチラ
(2)所得税の青色申告承認申請書【記入例はコチラ
(3)消費税課税事業者選択届出書【記入例はコチラ
(4)事業開始等申告書(個人事業税)【↑の記事で(3)と合わせて紹介してます】

コメント

  1. サラリーマン時々農家 より:

    いつも参考にさせていただいております。
    一つ教えていただければと思うのですが、工業会の証明書の取り寄せは
    どの程度時間がかかりましたでしょうか?よろしくお願いいたします。

  2. 私大職員おにへい より:

    サラリーマン時々農家 様

    コメントありがとうございます。工業会の証明書は2か月ほどかかりました。
    業者に確認いただくのが確実ですが、結構時間がかかると思いますので、早め
    に取り寄せいただくのがよろしいかと思います。

    • サラリーマン時々農家 より:

      ありがとうございます。
      なるほど2ヶ月でしたか!私は先端設備の導入で取り寄せをしているところなのですが
      1ヶ月がそろそろ経つところで焦っておりました。大変参考になりました。ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

  3. 5EN より:

    お世話になっております。

    初めて、申請をしようと参考にさせて頂いております。
    申請書には、融資をうけたい太陽光発電設備を記載してその物件の工業会証明書を申請と一緒に添付するのでしょうか?
    ご教授いただければ幸いです。

    • 私大職員おにへい より:

      5ENさま

      コメントありがとうございます。
      その考えでOKです。
      そんなに難しくないので、是非チャレンジしてください。

  4. ムルパ より:

    おにへい様
    貴殿のブログが大変参考にさせていただいき経産省へ申請した結果、私も経営力向上計画が認定されました。ありがとうございました。
    その次第をブログにアップしようとは思っていますが、なかなかできないでいます。
    また、よろしくお願いします。

    • 私大職員おにへい より:

      ムルパ様
      コメントありがとうございます。
      経営力向上計画の認定、おめでとうございます。
      このブログが少しでもお役に立てたのであればうれしいです。
      太陽光のオーナー同士、今後ともよろしくお願いいたします。

  5. おみぞう より:

    おにへいさま、
    「⑤経営力向上…」の根拠資料として関東経済産業局のExcel様式を見つけられないのですが、URLやファイル名がわかると助かります!

  6. Pな選人 より:

    おにへい様
    貴ブログはとても参考になりました。
    無事、経営力向上計画の認定を受ける事が出来、
    三基目の太陽光発電設備が当初想定金利の半分位で行けそうです。

    私は管轄が中部経済産業省でしたが、
    担当者もとても親切に教えてくれましたよ。

    ブログ更新、楽しみにしています。

    • 私大職員おにへい より:

      Pな選人さま
      コメントありがとうございます。3基目とは羨ましい限りです。
      同じオーナー同士、今後ともどうぞよろしくお願いします。

  7. スカイ より:

    おにへい様

    貴重な情報や参考になる記事を掲載されていて、いつも勉強させていただいております。
    ありがとうございます。

    当方所有の遊休地で太陽光発電を計画しており、先月電力申請を行いました。
    税制の優遇や政策金融公庫の金利減免などの目的で、経営力向上計画の認定を目指しております。

    おにへいさんは8月に開業届提出、12月に連結されるとのことで、申請自体は10月頃に出されていたのかなと思います。

    私のスケジュール的には現在電力申請、開業届を出したのみで、
    これから負担金の支払い、経産省への申請となり、
    まだ連結の予定は決まっておりません。
    このあたりが決定してから申請を考えておりますが、
    どの時点まで決定しておれば問題ないと思われますか?

    できれば政策金融公庫の融資審査前に認定を受けておきたいです。

    政策金融公庫などに連絡してもあまり制度を把握しておらず、
    開業届出してすぐでは認定できないのではと回答をされましたが、

    ネットなどの情報では同じ状況でも取得されている方も多いので、
    おにへいさんの記事を見て安心しております。

    • 私大職員おにへい より:

      スカイ様
      コメントありがとうございます。
      私は申請が2018年10月31日で認定が11月20日でした。
      経営力向上の認定申請の中で、設備の取得年月を記載する欄があります。
      私は設備の取得年月=連携日と判断して、記載しましたので、スカイさんが
      仰るように、連系日の決定後に届け出をするべきだと考えます。
      経営力向上の認定申請では工事費用の報告および使用するパネル・パワコンの
      工業会証明書を添付する必要がありますので、ある程度内容が固まった段階で
      経営力向上の認定申請するのがよろしいかと。
      ただ、スケジュールの問題もあるでしょうし、あくまで私見ですので、細かい点は
      関東経済産業局に問合せしてみたらいかがでしょうか。
      宜しくお願いいたします。

      • スカイ より:

        おにへい様
        アドバイスありがとうございます。
        連係の日程を調整しつつ、経済産業局へも問い合わせをして、
        何とか良いスケジュールで認定を取れるよう、手続きを進めて行きたいと思います。

  8. たかぽん より:

    おにへい様
    1年以上前から参考にさせて頂いておりました。
    申請の文章はかなりコピペさせていただきました。
    5月申請時にはネットでの入力でほぼ申請完了できました。
    お陰様で政策金融公庫にて低金利での融資を目的で、経営力向上計画の認定を取得できました。
    金利優遇だけの場合、工業会証明書は必要ありませんでした。
    現在は金利優遇だけの制度ですが、経営力向上計画の場合無担保で1.26%との事でした。
    自宅を担保に入れると0.31%との事で、担保入れての超低金利融資に成功しました。
    政策金融公庫には、初めに経営力向上計画で融資を検討している、と言うだけでOKでした。
    工業会証明書を手配しましたので同時に固定資産税が3年免除になる先端設備等導入計画も申請中で、認定され次第今月中に14円、112kw連系予定です。
    有難うございました。

    • 私大職員おにへい より:

      たかぽん様
      コメントありがとうございます。
      当サイトが役に立ったのであればうれしく思います。
      0.31%とは驚きの低金利です!おめでとうございます!

  9. ぺぺ より:

    おにへい様
    申請にあたって、おにへい様が具体的かつ丁寧に記入の仕方を載せてくれていたので、とても参考になりました。そのおかげで、日本政策金融公庫で0.41%の低金利で融資を受けることができました。ありがとうございました。

    • 私大職員おにへい より:

      ペペ様
      コメントありがとうございます。
      お役に立てたようでうれしいです。
      皆さん融資をうまく活用しており、羨ましい限りです。

  10. ぺぺ より:

    おにへい様
    以前におにへい様の記事のおかげで、日本政策金融公庫で0.41%の低金利で融資を受けることができました。今回も、日本政策金融金庫に以前に下りた認定書を持参して面談を受け、0.51%の低金利で融資を受けることができました。以前に下りている認定書を変更せずに、再度それを使うことができ、とても助かりました。おにへい様のおかげです。ありがとうございました。

    • 私大職員おにへい より:

      ぺぺ様
      コメントありがとうございます。
      また、今回もかなりの低金利で融資を引けたとのこと、おめでとうございます!

  11. しろ より:

    お聞きしたいことがあります。
    太陽光の導入で申請書ですが、
    金額はトータルで例5000000ですが
    実際に証明書がパネルやパワコン他6通あり
    それに対しての金額はトータルで記載するのか
    また、証明書番号をすべて記載しないいけませんか?

    • 私大職員おにへい より:

      しろ様
      コメントありがとうございます。
      私の場合はパネルとパワコンの計2通だったのでいずれも記載しました。
      6通だとスペース上、記載しきれないと思いますので、
      ~~他(別紙参照) といった形で記載すればよいのではないでしょうか。
      正式に問い合わせするのが確実ですが、参考まで。