私大職員の海外ETF購入事情で紹介した通り、私は今
・バンガード 米国高配当株式ETF(VYM):30口
・iシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF):100口
を保有しています。
全て2017年分のNISA口座での購入です。
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2017年の米国ETF購入方針
2017年のNISA投資可能枠は残り444,496円です。既に755,504円を上記のETF購入に充てています。
残りの投資枠については今後VYMの購入にすべて充てていきたいと思っています。
現在VYMは1口78.12ドルですから、1ドル114円で計算するとあと約50口購入できます。
夏のボーナスが結構出ていますので、2~3回に分けて購入する予定です。
米ドルの取得について
私はドルを取得するため、毎日2,000円分を積立購入していますが、現在私の証券口座ドル買付余力は1,250ドルしかありませんので、積み立て分だけでは、ETF購入予定分を賄えません。
積立額を増やすか、スポットで購入するか悩みます。
住信SBIネット銀行での為替コストは
・米ドル買付コスト(積立購入):1ドル当たり5銭 4銭
・米ドル買付コスト(スポット購入):1ドル当たり15銭 4銭
となります。為替コストがスポット購入の場合、積立購入の3倍にもなるのですが、約3,900ドル(444,496円)ぐらいだと、為替コストは390円の差にしかなりませんので、あまり気にしないでもよさそうです。
2017年8月より為替コストが積立、スポット購入・売却ともに4銭となりました。
従って、当面は積立額はそのままとし、不足した場合はスポットでドルを取得したいと思います。
2018年以降の米国ETF購入方針
私は今まで米国ETFは全てNISA口座で購入していました。
ただし来年からは積み立てNISAが始まります。
積立NISAでは投信・ETFの購入が可能になる予定ですが、金融庁HPに以下の記載があります。
イ信託報酬率の上限を一万分の二十五以下とする旨が、上場株式投資信託の募集に係る有価証券届出書に記載されていること
⑴当該上場株式投資信託の受益権の当該累積投資勘定への受入れ又は当該累積投資勘定からの払出しに際して、当該上場株式投資信託の受益者から当該累積投資勘定に係る非課税口座が開設されている金融商品取引業者等に支払われることとされている手数料の当該受益権の対価に対する割合の上限が一万分の百二十五以下とされていること。
⑵管理期間を通じて当該上場株式投資信託の受益者から当該金融商品取引業者等に対して当該上場株式投資信託の受益権に係る手数料が支払われないこととされていること。
⑶当該上場株式投資信託の受益権の取得対価の額は、一口当たり千円以下であること。
金融庁HP 租税特別措置法施行令第二十五条の十三第十三項の規定に基づき内閣総理大臣が財務大臣と協議して定める要件等を定める件 より引用
つまり
・信託報酬0.25%以下
・売買手数料1.25%以下
・口座管理手数料0円
・1口1,000円以下
が条件ということですね。
1口1,000円以下となると米国ETFはほとんど対象外となりそうです。
VYMもPFFも買えませんが、現行NISAよりやはり積立NISAが魅力的なので、私は積立NISAではインデックス投信を購入することになりそうです。
ETFについては、特定口座で購入することになりそうですが、特定口座では買付手数料がかかってしまうため、現在みたいにちまちま購入することはできなくなってしまいます。
また、投信の積立額も現在の60,000円/月から積立NISA分33,000円/月を追加することで合計93,000円/月になるので、どこまでETFの購入に充てられるかわかりません。
このあたりは来年じっくりと考えていく必要がありそうです。
まとめ
・今年の残りのNISA枠は全てVYMを購入する
・不足分のドルについては住信SBIネット銀行でスポット購入する
・来年からは積立NISAでインデックス投信を購入
・来年からの米国ETF購入は特定口座を予定(購入金額は未定)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。