こんにちは。私大職員です。
私は現在以下の日本株式を保有しています。
(1)キヤノン(7751)
(2)日産自動車(7201)
(3)サンリオ(8136)
(4)メタウォーター(9551)
(5)サイバーダイン(7779)
(6)三井物産(8031)
特に売買ルールなどは定めていませんが、(4)・(5)は長期保有とし、その他の株式は10%程度のキャピタルゲインが得られれば売却しようかな、という考えでいました。
が、結論から申し上げると、(4)・(5)以外の株式は早期に売却し、しばらく日本株式の購入は見合わせたいと思います。
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日銀保有のETF残高が17兆円に。出口戦略は?
日銀は2016年7月にETFの買い入れ額を年間3.3兆円から6兆円に増額しました。
あれから1年が経ち、現在日銀が保有するETFの残高は約17兆円に達するといわれています。
日銀はそもそも金融緩和の一環としてETFを購入しています。
ETFを日銀が購入することで
・市場への資金供給
・投資家マインドの改善⇒消費・設備投資の促進
が期待され、
2%の物価安定の達成
を目標としています。
※政権は株価押し上げ・買い支えによる支持率上昇も期待していると思いますが。。。
しかし、2%の物価安定について、一向に達成できる気配はなく、達成時期の延期を重ね、ついに黒田総裁は6回目の延期(2019年頃の達成)を発表しました。
普通の感覚ですと、これはもう達成できないと考えたほうがよさそうです。
保守的・責任不在・経営スピードが遅いと有名な私の大学でも目標達成をこう何度も延期していたら責任問題です。
どこかのタイミングで目標達成の断念・金融政策の見直しがあるかもしれません。
それがいつになるのか私にはわかりません。
ただ、17兆円もETF保有してしまった今、金融政策を見直そうにも出口戦略をどのようにまとめるのか非常に不安があります。
今はとりあえずこの相場から距離を置いたほうがよいと考えました。
三井物産・キヤノンを売却
そんなことをモヤモヤと、ここ数日考えていました。
今日は日経が約200円上昇していたこともあり、勢いに乗って三井物産とキヤノンを売却しました。
(1)三井物産(NISA口座)
取得単価:1,434
数量:200
約定単価:1,628
売却益(税引き):38,800
(2)キヤノン(特定口座)
取得単価:3,615
数量:100
約定単価:3,876
売却益(税引き):26,100
本当はキャノンはもう少し上昇してから売りたかったのですが、まぁいいでしょう。
日産とサンリオも早めに売却したいと思います。
ただ、日産は現在±0程度なのですが、サンリオは3万円くらい含み損が出ていますからどうしたものか悩みますね。。。
結局優柔不断なんです。ちょっと考えますが。
今後、私の不安をよそに日本株爆上げとなり、後悔に後悔を重ねる可能性も大いにありますが、迷ったときに一度距離をとることで私は今までなんとか生きてきましたので、しょうがないですね。
あ、ひふみ投信の積立は続けます。むしろ下がったらラッキーぐらいに思っておきます。
米国株等も売却するつもりはありません。