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ふるさと納税、国境なき医師団の寄付金控除の入力
次はふるさと納税と国境なき医師団の寄附金控除の入力です。
私は2016年はふるさと納税として7自治体に計70,000円の寄附、国境なき医師団に5,000円寄付しています。
『寄附金控除』をクリック。
まずはふるさと納税分から入力します。
『寄附年月日』を入力します。
『寄附金の種類』は『都道府県、市区町村に対する寄附金(ふるさと納税など)』です。
『寄附金の種類(詳細)』から都道府県ならびに市町村を選択すると『寄附先の所在地』並びに『寄附先の名称』が自動入力されます。
あとは『支出した寄附金の金額』を入力します。
私の場合はあと6自治体に寄附していますので、『もう1件入力する』をクリックし、あと6自治体分を入力します。
次に国境なき医師団への寄附です。
ふるさと納税分を入力した後、また『もう1件入力する』をクリックします。
『寄附年月日』を入力します。
『寄附金の種類』は『認定NPO法人等に対する寄附金』です。
『寄附金の種類』は
(1)住所地の都道府県及び市区町村の両方が条例により指定した寄附金
(2)住所地の都道府県のみが条例により指定した寄附金
(3)住所地の市区町村のみが条例により指定した寄附金
(4)住所地の都道府県及び市区町村の両方で条例により指定されていない寄附金、又は不明な場合
から選びます。
これは皆さんの都道府県と市区町村がこのNPOを指定しているかどうかを調べなくては分かりません。ネットで調べれば大体出てきますが、住んでいる自治体によりけりです。
私の場合はどちらも指定されていませんでした。
あとは『支出した寄附金の金額』、『寄附先の所在地』、『寄附先の名称』を入力していきます。
これで国境なき医師団への寄附分は終了です。
『入力終了(次へ)』をクリックしてください。
確認し『次へ』をクリック。
面倒なので、今回はふるさと納税分は1件しか入力してませんが…
こんな画面が出ます。ふるさと納税70,000円に対して所得控除が68,000円となり、国境なき医師団寄附5,000円に対して税額控除が2,000円となっています。
問題ないので『OK』をクリックです。
以上でふるさと納税、国境なき医師団の寄附金控除の入力は完了です。
上場株式等に係る譲渡損失の繰り越し
2016年、私は株の売買で69,787円の損失を出しています。
配当が31,505円でしたので、合計で38,282円の損失です。
お恥ずかしい・・・
この損失は2017年に繰り越しました。
嫌な思い出は忘れて早速入力していきます。あと少しですのでもう少々お付き合いください。
『分離課税の所得』欄の『上場株式等の譲渡所得等』をクリック。
『1 平成28年中に株式・投資信託・公社債の売却等をしましたか。』については『はい』です。
『2 書面で「株式等に係る譲渡所得等の金額の計算明細書」を作成していますか。』については『いいえ』です。
そんなもんは作っていませんので。
『入力終了(次へ)』をクリック。
『(1) 特定口座で、株式等の売却等又は配当等・利子等の受領をしましたか。』については『はい』です。
私の口座は特定口座(源泉徴収有り)ですので。
それ以外の質問は全て『いいえ』ですね。
次に『「特定口座年間取引報告書の内容」を入力する』をクリック。
ここで証券会社より送られてくる『特定口座年間取引報告書』を準備します。
『1.口座情報の入力』の『口座の種類』は『源泉徴収口座』にチェック。
『(1) 勘定の種類』は『特定口座年間取引報告書』をチェックすると、保管・信用・配当等すべてに○がついています(私の場合は)ので、全てにチェック。
『この源泉徴収口座について申告するものを選択してください。』では『譲渡損益』、『配当等』を申告するので、どちらにもチェック。
まずは『2.「譲渡に係る年間取引損益及び源泉徴収税額等」の入力』をしていきます。
譲渡の対価の額(収入金額)は654,950円でした。
取得費及び譲渡に要した費用の額等は724,737円でした。
その通り入力します。赤字ですので、源泉徴収税額(所得税)と株式等譲渡所得割額(住民税)はともに0円です。
特定信用分もすべて0円です。
まぁ全部年間取引報告書の通りに入力すれば、OKです。
次に『3.「配当等の額及び源泉徴収税額等」の入力』です。
『④株式・出資又は基金』に受け取った配当金額31,505円を入力します。
『⑱納付税額』は証券会社にて配当金額と譲渡損失を損益通算されていますから0円です。
それ以外は全て0円を入力しましょう。
これも年間取引報告書の通りに入力すれば、OKです。
次に『4.「金融商品取引業者等」の入力』をします。
これは利用している証券会社情報を入力しましょう。
まぁこんな感じですね。
『5.「特定口座年間取引報告書に記載されたもの以外の費用」の入力』
は私は該当なしですので、なにも入力しません。
『入力終了(次へ)』をクリック。
『配当所得の課税方法の選択』は
『申告分離課税を選択する(上場株式等に係る譲渡損失との損益通算や繰越控除をする方はこちら)。』を選択します。
損失を繰り越すためです。
『入力終了(次へ)』をクリック。
確認して、『確認終了(次へ)』をクリック。
これで38,282円の損失を2017年に繰り越せました。
2017年は株で38,282円までの譲渡益・配当収入については非課税になります。
確認して、『確認終了(次へ)』をクリック。
これで、上場株式等に係る譲渡損失の繰り越しに関する申告はお終いです。
最後に
全ての入力が終わったら、
『入力終了「次へ」』をクリック。
すると住民税に関する事項を入力する画面になります。
これはなにも入力せず、『入力終了「次へ」』でOKです。
副業をしていて、住民税の増減により会社にばれたくない人は
住民税の徴収方法の選択で
・給与から差引き
・自分で納付
のうち、『自分で納付』を選択したりします。
まぁ副業で何十万とか何百万の雑所得や事業所得が出ている人は気にするべきなんでしょうか。
でも今はふるさと納税で住民税額なんていくらでも変わりますからそんな気にしなくていいような気がしますけどね・・・
後は住所・氏名などについて入力すればお終いです。
還付金額が表示されますので受け取り方法を選びましょう。
これで全部完了です。作成書類を印刷、以下の資料を添付し、税務署に郵送するだけです。
■添付書類
①源泉徴収票
②寄附金受領証明書(ふるさと納税分)
③領収書(国境なき医師団寄附分)
④特定口座年間取引報告書
⑤貸株金利入金明細(SBI証券のHPで表示したものを印刷)
思ったより長くなってしまいました。
備忘録としてブログに書こうと思いましたが、思った以上に時間がかかってしまい、後悔しています。
まぁ少しでも、誰かの参考になれば、幸いです。
では、今年もどうぞよろしくお願いします。