そろそろ不動産所得・事業所得の決算を意識する

こんにちは、私大職員おにへいです。

2020年もあと3か月弱です。

私は個人事業主なので不動産所得と事業所得は給与所得に合算されて所得税率が決まります。

青色申告をしているため、不動産・事業所得からは65万円の控除を受けられますが、それ以上の黒字分だけ所得税があがってしまうため、あまり黒字は出したくないというのが本音です。

そろそろ2020年の決算も見越して、どの程度の黒字がでるのか見極めなくてはいけません。

まずは事業所得の損益計算書を見てみましょう。

私の場合事業所得とはずばり太陽光発電なのですが、2020/10時点で

売上:679,556円
経費:565,601円
所得:113,955円

となっています。売り上げは太陽光の売電収入とアドセンスの広告収入です。広告収入はほんのわずかですが。経費は太陽光発電所の償却資産税や減価償却費、消費税支払などが大きいですかね。自宅家賃の一部も地代家賃として計上しています。

年末までにこれ以上の経費はあまり積めないと思います。一方売り上げについては
2020年10月、11月、12月分の売電収入が見込めます。昨年実績に則ると3か月分の売り上げは174,180円になります。これを反映すると2020年の事業所得は

売上:853,736円
経費:565,601円
所得:288,135円

となります。青色申告の特別控除が65万円分あるため、事業所得は0円となり、税金はかかりません。

次に不動産所得の損益計算書を見てみましょう。

2020/10時点で

売上:1,261,378円
経費:985,596円
所得:275,782円

となっています。売り上げは家賃です。戸建て1号、2号の不動産所得税や固定資産税、火災・地震保険料、戸建て2号の修繕費やリフォーム費用、減価償却費が主だった経費ですね。

こちらも同様に年末までに大きな経費は見込めません。売り上げは
戸建1号:10.11.12月分家賃 186,420円
戸建2号:11.12月分家賃 150,000円
田舎の空家:10.11.12月分家賃 75,000円
合計:411,420円の増加が見込まれます。これらを反映すると

売上:1,672,798円
経費:985,596円
所得:687,202円

となります。青色特別控除枠が361,865円分残っているので、その分を差し引くと所得は325,337円となります。

以上より

事業所得:0円
不動産所得:325,337円

分を給与所得に合算し、所得税・住民税を払うことになります。

売上2,526,534円に対して所得325,337円とは思った以上に低く抑えられていると実感します。減価償却費などは実際にキャッシュアウトしないので、手元に残るお金はもっと多いです。

今年は
・戸建て2号の修繕費用が経費となった
・戸建て2号の家賃が4月から発生したこと
・戸建て1号、2号の不動産取得税が経費となった

ことなどが、所得圧縮要因となった感じですね。来年は経費ががっつり減りますので、所得が増えて、税金高くなりそうです。もう少し経費を増やしたいところです。

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