不動産所得と雑所得を考慮したふるさと納税上限額の計算

こんばんは。私大職員おにへいです。

今年もこの季節がやってまいりました。

そうです、ふるさと納税の上限金額を計算して、最後のふるさと納税です。

今年は仮想通貨の利益も計上するので、雑所得も考慮します。

確認方法は2つあります。

①ふるさとチョイスでシミュレーションサービス

②所得割額から手計算する

どちらで確認してもほぼ同じ結果になりますが私は念のため、①・②両方を確認し、ほぼ同じ結果となることを確かめています。

①のほうが楽ですので、まずはふるさとチョイスでの方法を説明します。

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準備作業

①、②どちらでも必要になる準備をしましょう。

まずはふるさと納税上限額の計算の元となる各所得を把握しましょう。

給与所得・社会保険料控除の確認

ふるさと納税の上限額は普通のサラリーマンであれば給与所得・社会保険料控除でほぼ決まります。

各月の給与明細から

①支給額
②健康保険
③厚生年金
④雇用保険
⑤通勤交通費
※介護保険料はまだ対象外

の金額を記録していきます。

給与所得=①-⑤=7,466,080円
社会保険料=②+③+④=1,213,664円

今年は残業が激減したので、昨年より年収が50万円くらい下がっています。

事業所得・不動産所得・雑所得の確認

事業所得は私の場合、太陽光の売電と広告収入(ちょびっと)です。

2021年の売り上げは869,346円。減価償却やその他経費などを引いた利益は200,277円。

不動産所得売上は1,945,790円。控除後の利益は803,775円。

青色申告特別控除は650,000円なので

事業所得=200,277-200,277=0円

残りの特別控除枠は650,000-200,277=449,723円より

不動産所得=803,775-449,723=354,052円

雑所得は仮想通貨の売却益です。今年はXEMの売却で768,720円の利益が出ています。

事業所得:0円
不動産所得:354,052円
雑所得:768,720円

となりました。

①ふるさとチョイスでシミュレーション

準備が終わりましたので、早速ふるさとチョイスのマイページから計算します。

控除上限額シミュレーション

どんどん入力していきましょう。

ここで問題が発生します。入力欄に事業所得・不動産所得・雑所得がありません。

この場合は社会保険料控除から各所得を差し引いて入力します。

給与所得に合算しては駄目です。給与所得控除計算がずれ、計算があわなくなります。

具体的には

社会保険料-事業所得-不動産所得-雑所得

=1,213,664-0-354,052-768,720=90,892

この90,892円を社会保険料控除欄に入力すればOK!

給与所得:7,466,080
社会保険料控除:90,982
生命保険料控除:12,000
※共済分です

他は私は当てはまらないので、入力不要!

あとはサイトが勝手にシミュレートしてくれます。

結果は147,472円

簡単に計算できましたが、一応②でも計算してみましょう!

②所得割額から計算する

所得税率の確認

この場合はさらに準備が必要になります。まずは所得税率の確認。

先ほど

給与所得=7,466,080円
社会保険料=1,213,664円

と確認しました。

支払金額が6,600,001円~8,500,000円の場合、給与所得控除額は支払金額×10%+1,100,000円。

つまり7,466,080*0.1+1,100,000円=1,846,608円が給与所得控除額。

次に課税所得を計算しましょう。

課税所得は支払金額-給与所得控除-基礎控除-社会保険料控除となります。

7,466,080-1,846,608-480,000-1,213,664=3,925,808円

給与所得による課税所得は3,925,808円となります。

ここに事業所得・不動産所得・雑所得を加算します。

課税所得=3,925,808+事業所得+不動産所得+雑所得
=3,925,808+0+354,052+768,720=5,048,580円

課税所得が330万円を超え 695万円以下の場合は所得税率20.42%です。

この所得税率がふるさと納税上限額を計算するうえで重要になります。

所得割額の確認

所得割額の計算は以下のサイトを活用します。

住民税の自動計算サイト

まずは自治体を選び、先ほど準備した金額を入力していきます。

◇収入・所得
給与(税込年収):7,466,080
事業所得:0円
不動産所得:354,052
雑所得(その他):768,720
◇所得控除
社会保険料控除:1,213,664
生命保険料控除(一般の生命保険(新) ):6,000
生命保険料控除(介護医療保険):6,000
※共済分

で入力すると、、、

都民税の所得割が202,300円。区民税の所得割が303,500円。

合計505,800円になります。

所得税率と所得割額がようやく計算できましたので、ふるさと納税上限額を計算します。

ふるさと納税上限額の計算

計算式は以下の通り。
※詳しい説明はふるさと納税の上限寄付額を手計算する方法を参照

所得割額×20%
=(ふるさと納税上限額-2,000)×(1-所得税率-住民税率)

今回のケースの場合
所得割額=505,800円
所得税率=20.42%(復興特別税含む)

ですから、ふるさと納税上限額=Aとすると

505,800×0.2=(A-2,000)×(1-0.2042-0.1)
101,160=(A-2,000)×0.6958
A-2,000=101,160÷0.6958
A-2,000=145,386
A=145,386+2,000=147,386円

ふるさと納税上限額は147,386円となります。

①、②それぞれの結果は以下の通り

①ふるさとチョイスでシミュレーション:147,472円
②所得割額から計算:147,386円

誤差86円。ヨシッ!

安全を見て、今年は14万円くらいいっちゃいましょう!

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※去年の上限額計算結果